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中年エンジニアの開発と生活の日々

中年エンジニアがソフトウェア開発や日々の生活で得た知見の備忘録

appium-desktop の紹介

はじめに

Xcode 8 になり、UI Automation が廃止された関係で、アプリ版の appium (Ver.15.x) が使えなくなっていました。自動テスト自体はコマンドライン版の appium Ver.16 を使用すれば良いのですが、自動テストのスクリプトを書く際に UI パーツの ID などを特定するのに appium inspector が使えなくて困るという人は多いはず。

本家のトラブルシューティングには appium server を Ver.16 で起動し、appium inspector 使えば回避できるよ〜と記載してありますが、先日 appium-desktop なるものがリリースされました。

github.com

セットアップ方法

dmg 形式で配布されているので、通常通りインストールするだけです。

Release v1.0.0 · appium/appium-desktop · GitHub

appium-desktop でできること

  • appium server の起動
  • appium inspector

appium server の起動はコマンドライン版とほとんど差はなく、Host の IP Address と Port を指定してサーバーを起動します。

そして本命の appium inspector ですが、従来の機能はほとんど踏襲するだけでなく、使いやすくなっています。

appium inspector の起動方法

appium.app を起動すると、起動画面が表示されます。

f:id:munacky:20170413185314p:plain

「Start Server v.x.x」ボタンを選択すると appium server が起動します。

f:id:munacky:20170413185533p:plain

右上にある「Start New Session」を選択すると、Session の起動画面が表示されます

f:id:munacky:20170413185720p:plain

Session の起動画面で Desired Capabilities を入力して、「Start Session」 ボタンを選択して Session を開始します。automationName:‘XCUITest’ を設定しないと、従来の UI Automation を起動しようとしてエラーになります。

以下の通り、appium inspector が起動しました。

f:id:munacky:20170413185956p:plain

最後に

セットアップから appium inspector 起動までの手順を紹介させていただきました。Xcode8 で appium inspector が使えなくて困っていた方は ぜひ、導入してみてください。便利ですよ。